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観音菩薩は慈悲の心を象徴した仏様です。慈悲心がお姿を持ったのが観音様です。

さて慈悲心とは何でしょうか。それは共感する心のことです。他人の喜びをともに喜び、他人の悲しみをともに悲しむ心。例えれば、病気の子供の苦しみを我がことのように苦しみ、子供の喜びを我がことのように喜ぶ母親の心、それが慈悲心です。

観音様は、その母親のような心で、すべての生命を見つめています。

お彼岸と中道

2015-09-23

今日はお彼岸の中日です。たくさんの檀家さんのお参りがありました。

このお彼岸は、日本だけの仏教行事です。昼夜の時間が同じという事から

「中道」を象徴したものだと考えられます。

さて、中道とは何でしょうか?

私たちは、分別の心で世界を二つに分けてしまいます。

善と悪、損と得、生と死、有と無、自分と世界・・・と、すべてのことを相対的に捕らえるのが迷いです。

そのどちらにも囚われない境地が中道です。

そのために禅宗では坐禅を組みます。坐禅で自己の忘じ去り、天地と一体の境地になる。

天地と我と同根、万物と我と一体。この境地が本当の「彼岸」であり「中道」です。